
自然とともに、家族で織る ーyamamayuのものづくり
明治二十七年(1894年)、八王子に生まれた織物の家。
山梨の山あいに場所を移し、自然とともに歩む暮らしの中で、
私たちは天蚕(てんさん)や家蚕を育て、糸を紡ぎ、染め、織っています。
機械だけに頼らず、人の手で、季節と対話しながら仕立てる布。
山まゆの里染織工房(yamamayu)は、そんな布を届ける、小さな家族の工房です。
yamamayuの三つの柱
1 | 命をつむぐ — お蚕さんとともに
山の恵みとともに生きる、命のものづくり。
yamamayuの織物は、天蚕(やままゆ)や家蚕といったお蚕さんの命からはじまります。
天蚕は自然の中で飼育し、家蚕は工房で手をかけながら育てています。繭のひと粒ひと粒に、いのちと時間が宿ります。
私たちは、その命をまっすぐに受けとめ、素材としてだけでなく、いのちの証としての布を織りあげます。
・天蚕についてもっと知る
2 | 受け継ぐ手仕事 — 手をつくす染めと織り
創業は1894年、八王子での織物業から始まった私たちの家系は、現在、山梨の里山に拠点を移し、素材づくり・糸づくり・染色・織りまでを一貫して家族で行っています。
伝統的な技法を尊重しつつ、現代の感性に合わせた色づかいや設計を探求。
染色には草木や虫などの自然由来の素材に加え、色の深みと定着性を考慮して化学染料も併用しています。
すべては、素材と技術が響きあう「今ここでしか生まれない布」を届けるために。
3 | 暮らしと自然と、これからの布へ

yamamayuの織物は、山に寄り添い、暮らしの中から生まれる布。
家族で営む小さな工房だからこそ、自然のリズムに合わせた持続可能な制作ができます。
大量生産はできませんが、手と心を込めて育て、染め、織る。
それが、これからのものづくりのかたちだと私たちは信じています。
山まゆからつむがれた布が、どこかで誰かの暮らしをやさしく包みますように。
受け継ぐもの、育てるもの
yamamayuは、1894年に創業した八王子・二階堂織物の流れをくむ工房です。
機屋としての歴史を大切にしながら、現在は山間の地で、
「育てる」養蚕から「つくる」染織までを一貫して行っています。
家族という小さな単位で紡ぐ営みが、これからの布づくりの形になると信じて。

yamamayuの布ができるまで
(手紡ぎ絹真綿織り布)
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