4月15日より予定をしていた作品展が、松坂屋名古屋店の臨時休業の為、中止となりました。
日本でもじわじわと患者数が増えています。医療従事者の方々や医療崩壊しない為にも、今が踏ん張りどころだと思います。
山まゆの里の工房では、3月始めの学校の休校以来、数回の登校はありましたが、ほぼ山籠もり生活をしています。
自然は厳しい時もありますが、たくさんの癒やしを与えてくれています。
先が見えない不安な日々ですが、ぜひお庭にでたり散歩をしたり(可能であれば)、外へ行くことが難しい場合は、自然を感じる画像をみたり動画をみたりして、心をリフレッシュしてみてください。

数年前に亡くなった近所の老夫婦が遺していってくれた桜が、今年も満開でした。

その老夫婦の畑として使われていたその斜面は、お婆さんが亡くなった年の春から桜が咲き始めました。
お婆さんが病気になり長くは生きられないと分かった時、畑として残しても荒れ地になるだけだからと、お婆さんが大好きだった花の苗木を老夫婦で植え始めたそうです。
この地域のお墓への道も桜並木になりました。

お爺さんも亡くなってしまいましたが、老夫婦が遺してくれたものは、彩りの少ない冬をひっそりと暮らしているこの山里に、春の彩りと幸せ、笑顔を運んでくれます。