先日、子供達と切ったばかりの生木でスプーンを作りました。
2回目となる今回は、天蚕畑の整備の時に枝打ちしたクヌギの木を使いました。
1回目は、天蚕のネットを張る際に切ったシンジュの木で作りました。
シンジュの木の方がみずみずしく、皮もするりと手で剥けましたが、クヌギの木はしっかりしていて、皮も手では剥けませんでした。
シンジュの木の方が柔らかいので削る時も楽でしたが、仕上がりはクヌギの木の方がしっかりしていて、木目もきれいで、こんなにも材質によって違うなら、いろいろな木で作ってみたくなります。
以前から、消しゴムはんこを彫ったりと彫刻刀には触れていましたが、木を削るのは初めての子供達。
私が使う木の切り落とした部分を子供達は使いました。
まずはスプーンのデザインを木に描き、彫っていきます。
私はフックナイフを使い、子供達は木を固定して彫刻刀で彫っていきます。
生木を使っているので、子供達でもサクサクと気持ちよく削れます。
夢中になってしまうと、ついつい指が刃の前に出てしまって怪我をしそうになったりするので、注意しながらの作業になります。でも、集中しちゃって指の位置忘れちゃうんですよね・・・。
削れたら、だいたいのスプーンの形に切り落としてもらい、今度はクラフトナイフやヤスリで形を整えていきます。
1回目に作った時は、完成させることだけしか頭にありませんでしたが、2回目の今回は木を触りながら自分の理想とする形をイメージして、そこを削っていく楽しさを味わいました。
時間を気にせず、子供達との静かな時間はとても心地よいものです。
我が家の子供達が使ったファーストスプーン。
友人からの贈り物で、栗の木で作られています。
そして、子供達が作ったファーストスプーン。
またひとつ思い出のスプーンが増えました。
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