4月半ば・・・
花が咲き、少し前に芽吹いた若葉も成長し、春爛漫の頃。ヨモギも目に付くようになってきます。
日本には30種類以上ものヨモギがあるそうです。
工房の付近でも、葉や茎がかたそうなヨモギやたくさんの綿毛に覆われたものなどを見かけます。
でも、葉をちぎってみるとどれもヨモギの香りがします。
新芽の香りは邪気を払うという、言い伝えもあるそうです。
食用としても、漢方薬としても昔から暮らしの中にあったヨモギ。
工房では毎年ヨモギの若葉でよもぎ餅や蒸しパンを作り、茎や葉で染色をします。そして、今年は初めてヨモギバームを作りました。
今日は染色をご紹介します。
ヨモギの染色
ヨモギ 100g(染める物の約2倍量)
染める物 絹手紡ぎ真綿ストール 50g
媒染材 ミョウバン液や鉄など
1 ヨモギの葉を細かく切る
2 葉が浸かる程度の水を入れ沸騰させ、20分
煮る
3 ザルに布をセットし濾す→1番液
4 もう一度、2と3の工程をする→2番液
5 1番液と2番液を合わせ、半量を鍋に入れる
6 湯通しをして前処理をした絹のストールを
5に入れ、布を動かしながら、緩やかな火で
20分ほど煮て、火を止めて一晩置く
7 ストールをすすぎ、水気を絞り、媒染する
8 ミョウバン液にストールを浸し、布を動か
しながら15分置く
9 ストールをすすぎ、水気を絞り、残りの染
液でもう一度で6のように染める
10 よくすすいで、水気を絞り、陰干しして
乾かす
前処理は、
素材によって処理の仕方が違います。今回は絹なので、湯通しをして色ムラを防ぎます。
媒染は、
染料を繊維に定着させ、色を落ちにくくし、色を発色させる働きがあります。
今回使ったミョウバンの媒染液は、
ミョウバン2.5g(染める物に対して5%)を少量の湯で溶かし、媒染をする布が浸かる程度の水を足して作る
媒染液を変えることで、いろいろな色が楽しめます。淡い青緑がでた時は感動しました。
ぜひ染めてみて下さい。



