今日ご紹介する作品は、10月6日からの梅田阪急でお披露目する「もったいない」という気持ちから創作した絹手紡ぎ真綿織り布です。
この作品は、織り終わった後にでた経糸や緯糸の残糸を大切にとっておき、その集まった糸を一本一本繋ぎ合わせ、再度経糸の糸にしました。
織りを引退した三代目が、毎日コツコツと結び合わせてくれた作業です。今でもその長閑な風景が思い浮かびます。
たった10㎝程の糸でも繋ぎ合わせていけば立派な糸になります。ただ、それが糸になるのかは私達の心の在り方にあるように思います。欲がなく穏やかな人柄の三代目だからこそできた糸です。
父が繋いだ糸を娘(中川原 恵子)が組み合わせ、2枚の織り布が完成しました。
時を超えた父と娘の作品です。
そんな作り手の思いの詰まった『絹手紡ぎ真綿織り布』の作品を、ぜひご覧下さい。
作品展のご案内です。
2021年10月6日(水)~12日(火)
阪急 うめだ本店 7階 美術画廊
※最終日午後4時終了






