植物染め
~ヤマモモ・ネズミモチ・サザンカ~
昨年、初めて作品展をやらせて頂いた長崎県諫早市にある山下画廊さん。
作品展終了後には、染料にと椿の花を頂きました。絹真綿からみ織り布を染め、薄茶色のストールができました。
今年も、ぜひ作品展の開催前に諫早市の植物を送って下さいとお話しをすると、絵画を送る時に使うダンボールに驚くほどたくさんの植物が届きました。
あれだけの量を剪定するのも、大変な苦労だったと思います。それも、染めてみたかった「ヤマモモ」があるなんて・・・。ありがとうございました。



それぞれ3種類の媒染を使い染めました。
布を染める際は、色むらが出ないようにひたすら布を揺らします。植物によっては、どうしても色がまだらになってしまう物もありますが、それはそれで自然がなせる技なのでいいのではないかと、染めていくうちに思うようになりました。
完璧な色や鮮やかな色を出したい時は化学染料、自然を感じさせたい作品には天然の染料を使い、植物で染めた物に化学染料を重ねてみたり、私達の工房でどんな物を創りたいかによって使い分けをしています。
植物での染色は、採集時季によっても色が違ったりとずっと探求をしていきたい世界です。
今回別の地域の植物で染める楽しみを味わうことができ、そして諫早市の皆さまにも喜んで頂けて嬉しいかぎりです。

