諫早の植物で染色~ヤマモモ~

植物染め

ヤマモモ

長崎県諫早市にある山下画廊さんより送って頂いたヤマモモの枝葉。

ヤマモモは『楊梅』とも呼ばれ、その樹皮は古くから染料や薬用として使われてきました。

鉄媒染で憲法色という黒色、灰汁媒染で木褐色、蘇芳と併用して茶系の色に染めたりと、江戸時代には特によく使用された代表的な染料のひとつです。

工房の付近では見つける事が出来ないヤマモモ。貴重な染料を送って頂き、どんな色に染まるのかとても楽しみでした。

絹まわたからみ織り布
ロンボク綿織り布

樹皮ではないので、黒色や茶褐色にはなりませんでしたが、枝葉でもしっかり染まりました。

温暖な地域ののどかな風景を思い出すような、そんな優しい色です。

蘇芳で染めた物と重ねて赤茶色にしたりと、まだ植物もあるのでいろいろ染めてみようと思います。