秋のワークショップ 2日目

2泊3日の染織ワークショップ。

2日目は、まずは昨日の続きの染色をしました。

ビワの枝葉とセイタカアワダチソウ、臭木の実で染めた真綿を媒染していきます。

そして、媒染した後の色を見て再度染色をするものと、しないものを皆さんでも決めて頂きました。

植物染めはその時、その場所の自然からの頂きものの色なので、いつ染めても同じ色にはなりません。だからこそ、自分の好きな色の時で染め作業を終わりにする。決まりのない世界です。

今回は3種類の植物から、18色もの真綿ができました。どれもびっくりするほどの、きれいな色に染まりました。特にビワ。

ゲストの方々が「私たちの澄んだ心が染色に表れたんだよ」って、冗談で言ってみんなで大笑いでしたが、本当にそうだと思います。初めて同士でしたが、お互いを思いながらの楽しい染色作業でした。

媒染をしている横では、珈琲の焙煎作業。

生豆からなのでゆったりとした時間が必要です。珈琲の香りに包まれながら媒染をして焙煎を見て、午前の時間は過ぎていきました。

いい艶、色合いになりました。そして、珈琲休憩。

お昼は、

・卵と生ハム、チーズのそば粉のガレット

・コーンブレッド

・地域特産のレインボーキウイジャム

・イチジクジャム

・野菜とお豆のスープ

・カボチャのアーモンドバター煮

・サラダ

でした。

午後からは、基本の織りのお話と真綿の糸紡ぎをしました。

糸を細くしたり太くしたりと思うような糸が作れるようになるために、ひたすら紡ぎ作業です。

夜は、

・タジン風ミートボール

・マッシュポテト

・ガーリックライス

・キノコのマリネ

・富士川町望月農園のラフランスの生ハム、ゴルゴンゾーラのせ

デザートは、

秋映のケーキ でした。

ゲストの方々には、四尾連湖 水明荘さんにお泊まり頂いています。

空気が澄んでいたからか、湖畔にうつるキャンパーたちの光がとてもきれいに見えました。

紅葉も見頃です。