今日は人日の節句でした。
毎年欠かさず七草粥を食べます。
奈良時代からの風習で、新春の野山で雪の間から芽を出した若菜を摘み、無病を祈って食べられたそうです。
百人一首にも
「君がため春の野にいでて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ」
と、光考天皇が歌っていたり、
地域によっては、
「七草なずな 唐土の鳥が、 日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」などの歌を、前日の夜に七草を包丁で叩きながら歌う風習もあったそうです。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
新暦の1月ではまだまだ寒く、野山で摘むのは難しそうです。
今年は葛餡をかけた七草粥にしました。

我が家の七草粥の作り方は、お米1合に対してお水が800mlぐらいです。蕪と大根は先に刻んで、お米と一緒に炊きます。若菜も別に塩茹でしてから刻んで、炊けたお粥に混ぜます。
葛餡は、水200ccに出し醤油大さじ1〜2を中火にかけ、水大さじ1.5で溶いた葛大さじ1.5 を入れとろみがつくまで混ぜます。葛餡をかけ、青菜をトッピングして完成です。おろし生姜をプラスしたらポカポカになります。
優しいお味のお粥で、美味しかったです。
