真綿のリース作り(基本編)|ふわふわ感を楽しむ手作りリース

ふわふわの真綿をそのままリース台に巻きつけて作る、シンプルな方法を紹介します。
→ アレンジ編や動画編は まとめページ からご覧ください。

山で暮らしていると四季の移り変わりを、八王子に住んでいた時よりも身近に感じます。

でも、気候が変動しているせいか最近は春や秋があっという間に過ぎていきます。今年も秋を楽しむ間もなく、寒さが身に染みる冬がやってきました。もうすでに、気温が2℃という日がありました。

山にあまり色がない冬も好きです。熊も蜂も活動をしなくなるので山の散歩も楽しめます。そして、なによりも楽しいのはおうち時間です。

冬のおうち時間。

今日は娘とリースを作りました。

葛の枝をとってきて輪っかを作り、それにサナギをだして植物で染めた繭をふわふわにして真綿を作ります。そして裏返してから、糸を引くように伸ばします。それをリースにからめていきます。

飾りは、真綿で作った花をつけました。去年は松ぼっくりだったりいろいろアレンジできます。

染織教室に参加中の皆さんの手作りのリースも、写真を送って頂いたのでご紹介します。

植物で染めた真綿のみ使ったとは思えないほど、お花がとても素敵なリースです。

リボンや松ぼっくりなどの飾りをつけると華やかになりますね。

yamamayuのオンラインショップでもキットを販売しています。

おうち時間にぜひ真綿をふわふわ楽しんでください。

材料

  • 真綿(必要に応じて薄く広げて使用)
  • リース台(木や藤など、直径15〜20cm程度が扱いやすい)
  • 糸または紐(麻糸や木綿糸など、自然素材がおすすめ)
  • はさみ
  • ※必要に応じて軽い飾り(木の実やリボンなど)

作り方(基本のステップ)

  1. 真綿をふわふわにする
    真綿をやさしく指のはらでほぐし、ふんわりとしたまるい綿状にします。その真綿を裏返し、中心をつまんで伸ばします。ちぎるのではなく、繊維を生かして伸ばすのがポイント。
  2. リース台に巻きつける
    伸ばした真綿をリース台に軽く巻きつけ、はずれないようにからませていきます。厚みを出したい部分は重ね、薄くしたい部分は少し引き伸ばして調整します。
  3. 仕上げる
    全体のバランスを見ながら真綿を整え完成。お好みで木の実やリボンを軽く添えても素敵です。

上手に仕上げるコツ

  • 真綿はちぎらずにやさしく引き延ばすと自然なふくらみが出ます。
  • 巻きすぎない方が、ふんわりとした素材感を活かせます。
  • 飾りをつける場合は軽い素材を選ぶとバランスが崩れません。

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