先日山梨の工房でのワークショップを開催しました。

今回は糸繰り作業の続きと、引いた糸の撚糸作業をしました。
日本の在来種のひとつの小石丸。幼虫も繭も小さく、糸もすぐに切れてしまいそうなほど繊細な細さですが、見た目とは裏腹なほど丈夫な糸です。

10数個の繭から糸を引いていきました。
90℃近くまで温めたお湯に入れて、繭をほぐれやすくします。

特別に開発して頂いた糸繰り機。ゴムベルトの劣化でなかなか思うように動きませんでしたが、手で助けてあげながら、きれいな糸を引くことができました。
そして、前回引いた糸の撚糸作業。
2本の糸を撚り合わせてもそれでも細くて艶やかです。
写真を撮り忘れてしまったので、撚糸作業はまた今度書きたいと思います。
来年の作品展には小石丸の糸の織り布をお披露目したいなと思っています。どれも手のかかる作業ばかりですが、この繊細な糸をみているだけで時間を忘れてしまうほど幸せな手仕事です。
お昼ご飯は、

- ギリシャ料理のムサカ
- グリークサラダ
- さつまいもの地中海風な甘辛煮
- エキゾチックなキャロットスープ
- カッテージチーズの丸パン
3時のおやつは
- タルトタタン風りんごのケーキ

でした。
次回は11月22日に開催します。
ワークショップにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。