アナグマ料理と季節の出会い:ちかはぎ空の家

工房のある市川三郷町山保に『ちかはぎ空の家 (くうのいえ)』という古民家宿があります。

昨夜は、そこへ年に2回訪れるご家族に会いにいきました。いらっしゃる時は、いつも花火やカードゲームをして一緒にゆったりとした時間を過ごします。

今年も一緒に空の家のお食事を囲み、市川三郷町のはなびかんで買ってきてくれた花火をしてカードゲームをしました。そして囲炉裏にあたりながらつくる焼きマシュマロ。

山里に暮らすようになり、鹿や猪はいただいたりして食べたことがありましたが、今回初めて貴重なアナグマのお肉を食べました。

食べる前は独特の匂いがしましたが、食べてみるとクセがなく、柔らかくて、脂身がとてもあまいお肉でした。採れたての歯ごたえのあるヒラタケととても合い、カラダがポカポカになるスープでした。柚子とショウガの風味がきいていて最高なお味でした。

の囲炉裏のお食事も地元のお野菜がたくさんいただけて、美味しかったです。

いつもながらに季節のお花のしつらえも素敵でした。ひとつだけご紹介。

蜜蝋のような、なんとも言えない色合いの黄梅。今年は冬が寒いのと秋に雨が降らないかったからか。例年より咲くのが遅いそうです。

過去に遡ると、空の家での花火とマシュマロを焼いている写真が半年ごとにでてきました。

去年の秋は、外で焚き火を囲みながら鹿肉の燻製をご馳走になりました。そして、花火とマシュマロ。すでに恒例のイベントとなって3年ほどになります。親戚に会うような、そんな温かい関係のご縁をいただき、感謝です。

◎お知らせ

2月21日(金)から23日(日) に、空の家で小さな作品展+蔵出し市を開催します。詳細が決まり次第、ご案内いたします。

空の家のホームページはこちらです