真綿は、そのままでは綿のようにふわふわしています。
そこから指で少しずつ繊維を引き出し、撚りをかけながらつないでいくと、糸になります。
yamamayuでは、この手紡ぎ真綿糸が布づくりの核になる、大切な作業です。
目次
真綿の準備
繭を煮て乾燥させたあと、層をふわっと広げて綿状の真綿にします。
真綿を指の腹でやさしく引きのばすと、糸にしやすい状態になります。
糸の紡ぎ方
1. 真綿を引き出す
真綿をふわふわにして、中心から指先で少しずつ繊維を均一に引き出します。
力を強めれば太く、弱めれば細くなります。
2. 撚りをかける
片手で糸端を持ち、もう一方の手で軽くひねりながら引きのばすと、繊維どうしがまとまり、強さが出てきます。
撚りの強さによって、やわらかさや張りも変わります。
3. 巻き取る
ある程度の長さになったら、糸巻き棒や管に巻き取ります。
均一なテンションで巻くと、そのあとの織りが安定しやすくなります。
糸紡ぎ棒を使う方法
真綿から糸へ|手で紡ぐ工程
使う道具
- 糸巻き棒(管):木の棒や紙管など
- 撚りかけの補助具:スピンドル、糸車など
なぜ真綿は糸になるのか
真綿は、非常に長い絹の繊維が重なってできています。
そのため、綿のような短い繊維よりも、引きのばすだけでつながりやすいのが特徴です。
そこに軽く撚りを加えると、糸としての強さが出てきます。
真綿は長い繊維が蜘蛛の巣のように絡み合っていて、その隙間に空気を含むため、軽くてやわらかく、あたたかい糸になります。
上手に紡ぐコツ
- 少しずつ、均等に引き出す
- 乾燥しすぎないようにする
- 強く引っ張りすぎず、やわらかさを残す
- 少しの揺らぎを、糸の表情として受けとめる
よくある質問
Q. 太さを揃えるコツは?
A. 引き出す力を一定に保つことです。撚りを加える前に軽く指で均すと安定します。
Q. 糸が切れたらどうする?
A. 切れ端を少し重ねて撚り合わせれば、自然につながります。
Q. 道具は必要?
A. 基本は指先だけでもできます。慣れると糸車やスピンドルも使えます。
Q. どんな布に向く?
A. ふんわりやわらかい布に向き、ストールや着物地、小物まで幅広く使えます。
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