真綿からの糸紡ぎ|糸紡ぎ棒の種類と楽しみ方

糸紡ぎは、上手に揃えなくても大丈夫。
太いところ、細いところ──その不揃いこそが糸の表情になります。
思うままに紡いでいけば、自然と風合いのある糸が生まれていきます。

色を重ねたり、異なる繊維を混ぜたり。
その日その時の気分が、一本のオリジナルの糸になっていくのです。
回転棒を手にした瞬間から、ちいさな冒険がはじまります。

1.まずは、回転棒を使って紡いでみましょう

①指の腹で真綿をほぐし、裏返してから、円錐形を作るように優しくひきます。
②真綿の先端を(円錐形の頂点)を回転棒のカギにひっかけます。
③棒を回しながら、真綿をひき、糸状に伸ばします。
④ある程度の長さになったら、棒に巻き付けていきます。
木枠や厚紙などに巻いておき、布を織るときには「板ひ」という針の役目をする道具に巻き付けて使います。

真綿の糸紡ぎの方法

2.次に紡ぎ機を使って糸を作ってみましょう

紡ぎ機を使っての糸作り。

機械を使うと均一な糸が作りやすいです。

絹糸に真綿を絡ませたりと、回転棒を使った糸紡ぎとは違った、糸作りの面白さがあります。


3.糸紡ぎ棒の種類と特徴

糸紡ぎには、手のひらサイズの棒を使う方法があります。
シンプルな道具ですが、形によって糸の仕上がりや使い勝手が少しずつ変わります。

  • まっすぐな棒タイプ
    最も基本的なタイプ。持ちやすく、糸を巻きつけやすい。
  • 先端が細いタイプ
    糸を細く紡ぎたいときに向いている。撚りをコントロールしやすい。
  • やや太めのタイプ
    太めにふんわりと紡ぐのに適している。初心者でも安定して使いやすい。
ブラジルの糸紡ぎ棒
木と動物の骨が使われています

4.おすすめの使い分け

棒の種類によって仕上がりの雰囲気が変わります。
「今日は細糸に挑戦したい」「ふわっとした糸を紡ぎたい」など、その日の気分で使い分けるのもおすすめです。
子どもと一緒に挑戦するときは、太めのタイプが扱いやすく安心です。

5.糸紡ぎの楽しみ

糸紡ぎは、仕上がりの美しさだけでなく、真綿の感触を味わう時間そのものが魅力です。
ゆっくりと手を動かすと、自然と呼吸も落ち着きます。
「均一にできなくても大丈夫」──不揃いな糸にこそ、手仕事ならではの豊かさが宿ります。

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