— 自然の循環と手しごとから生まれる、家族の布づくりをご紹介します。
山のいのちに触れながら
糸をつむぎ、色を染め、布を織る
yamamayuの布は、自然とともに生まれています。
yamamayuの布づくりとは
自然の巡りの中で、素材に耳を澄ます
yamamayuでは、家蚕・天蚕を育てるところから始まる布づくりを大切にしています。
すべての糸を自家製にできるわけではありませんが、使う素材はどれも目と手で選び抜いたもの。
自然の巡りと、手しごとの時間が交差する中で、必要な分だけを丁寧に織りあげています。
yamamayuの布ができるまで
※各丸をクリックすると説明ページへ移動します
STEP 1：繭と糸
ーいのちの糸と向き合うー
桑を食べて育つ家蚕、くぬぎを食べて育つ天蚕。異なる環境が、糸の質感や色の映え方に違いを生む
繭から蛹を外し、ふんわりと広げて綿状にしたもの。手で紡いで糸に
撚り、太さ、強度を変えることで布に多彩な表情が生まれる
STEP 2：染めと糸紡ぎ
ー色は、記憶と時間の重なりー
STEP 3：織り
ー音と手のリズムが、布をつくるー
未来への取り組み
蛹と染め終わりの植物は堆肥へ
余り糸は結んでもったいないアートへ
足踏み織機＝電力ゼロ、古い機は修理しながら使用
学校・幼児の自然教育、シニアの方々の真綿糸づくりの仕事づくり
yamamayuの布が生まれる場所
工房は、山梨の里山にあります。
四季が色濃くめぐるこの地で、風や光や水の流れとともに布をつくる日々。
明治から続く織物の家の歴史を継ぎながら、今の暮らしと自然を映した布を生み出しています。
小さな記録から生まれる、ものづくりのかたち
yamamayuでは、繭から糸へ、布へと仕立てる日々のなかで、ふと立ち止まり、思索を巡らせる時間を大切にしています。
「yamamayu の日々」では、制作の裏側や素材との対話、小さな発見や里山での暮らしの記録を綴っています。
yamamayuの布を見る
受け継がれた技術と素材で生まれる yamamayu の布は、こちらからご覧いただけます。
山まゆの里染織工房 